・短期留学は得られるものが少ないのでおすすめしない
・四年制の正規留学は即戦力になれる
・おすすめ留学無料相談は「留学アシスタント」
どうも留学兄さんケイです。
これまで1万人以上の留学相談を受けてきて、よくこういう質問を受けます。
日本の大学に行きながら、1年の短期留学はダメなんでしょうか?
結論として、僕から言わせれば1年間以下の短期留学はただの「長めの旅行」です。
なので今回は、短期留学をおすすめしない理由と正規留学の3つのメリットを解説します。
今回のお話しは動画でも話しています。動画で観たい!って方はこちらをどうぞ!
【結論】短期留学はおすすめしない
日本の大学に在学中、就職で有利になるように、とりあえず1年の短期留学を決意する人はめちゃくちゃいると思います。
まぁ行かないよりはマシですが、1年の短期留学で得られるものはたかが知れてるというのが僕の意見です。
本質的なお話しをするなら、日本の大学を辞めてアメリカの大学に入るほうがよっぽど強い戦力になれます。
僕はちなみに立命館大学を1年で辞めて、アメリカのBYUという大学で一からやり直し、最終的にはマイクロソフトに就職した経緯があります。また死ぬほどこれまで短期と正規留学生を見てきてもいるので、なかなか的を得ていると思います。
短期留学のデメリット
1.一年での英語取得は難しい
2.授業の理解度が低い
3.得られる体験が少ない
1.一年での英語習得は難しい
恐らくみなさんが留学をする一番の理由は英語力の向上だと思います。ただ、断言します。
英語力を鍛えるのに、一年間の短期留学では話になりません。
そもそも英語がペラペラになりたい!という定義にもよりますが、1年間の英語力だと日常会話がギリできるぐらいです。本当にそれぐらいです。
ちなみに私のペラペラの定義は、英語で仕事ができるレベルです。
なので、1年間の短期留学ではグローバル企業で活躍するんだ!ってレベルには、特別な英語バックグラウンドがないと絶対になりません。
なので、僕はよく見かける「2週間で英語がペラペラに!」っていう広告などは全く信頼してません。経験上、あり得ません。
それこそ僕は4年間正規留学しましたが、それでもやはりネイティブと同じ立場で話すのはまだまだ骨が折れます。
さらにこれまで数百人の留学生の英語の伸びを見てきましたが、留学2年目でようやく授業で手をあげて、超超超控えめに自分の意見を発言できるレベルです。これがリアルです。
2.授業の理解度が低い
短期留学プログラムで「英語+専門スキル」が1年で身に付きますって謳っている留学に来てる留学生もこれまで何人も見てきましたが、これもまぁ厳しいです。
そもそも日本語でも難しい専門知識を英語力が無い状態で、授業を理解できるわけがないんです。
例えば、僕が知ってる女の子で「英語×CS(Computer Science)」を1年間でやってる子がいたので、CSはどんな内容を最終的にやるの?って聞いたら「HTML×CSS」でプロフィール作りました!と言ってました。
IT経験者なら分かると思いますが、「HTML×CSS」なんかCSと呼べるレベルでもないよ?って感じです。
なので、1年でできるレベルなんかやっぱり知れてます。特にそれを英語でやるとなると尚更です。
3.得られる体験が少ない
現地に来るアメリカ留学でやっぱり一番のポイントは、日本ではあり得ない「異文化体験」がリアルにできることだと思います。
例えば、日本では当たり前だねって言われてることが、アメリカに来ると全然当たり前じゃないことが多々あります。僕が最初に行って驚いたのは、スーパーとかレストランでスタッフがガムを噛みながら接客してきた時です。最初見たときは
「ガム噛んどるー--ー---!」って思いました。笑
なので、日本の常識からしたら、当時はなんて失礼なやつなんだ!だからアメリカの接客はダメなんだって全否定してました。やっぱり、最初は英語力も無いから、こういうところで自分のアイデンティティを守ってたんだと思います。
ただ、英語が上達してきて、アメリカの文化に触れていくことで、どんどん「えっ別にガム嚙んでても別によくね?別に普通に接客してくれてるし、何かこっちが迷惑被ってるわけじゃないよね?」って思うようになりました。
もちろんこれが良い悪いの論争をしたいわけではありません。
ただ、ここで何が大事かって言うと「そういう文化もある」と理解することだと思います。でもそれを理解するのに、やっぱり相応の英語力と時間がかかるんです。
なので1年の短期留学では、そのレベルに行くまでに英語力も時間も圧倒的に足りないんです。
正規留学のメリット
1.ビジネス英語力の取得
2.即戦力になれるスキルを得られる
3.異文化理解力が高まる
1.ビジネス英語力の取得
英語で仕事ができるというレベルまでにいこうと思えば、僕の体験上4年間の留学は必須です。
4年でも正直足りないとも思っています。
僕のリアルな英語の成長度合いを紹介すると
1年目、日常会話はゆっくりだが話せる。でも授業で自ら手を挙げて発言なんかとんでもない。
2年目、日常会話はそこそこ話せる。授業では控えめに手を挙げて発言できる。
3年目、ネイティブと深い話はできないが、そこまで日常会話で困ることはもうあまりない。授業では、まぁまだ勇気がいるが手を挙げて発言は前ほど苦ではない。
4年目、ネイティブと深い話ができないのは同じ。授業はもう結構自信を持って発言ができる。
リアルにこんな感じです。なので、1年目で英語ペラペラは経験上、不可能です。
2.即戦力になれるスキルを得られる
アメリカの大学は、日本の大学に比べて、ちゃんと専門スキルを付けさせるようにプログラムが組まれていると思います。
僕が在籍していた立命館もそうですし、たくさんの日本の大学に行っている学生と会ってきて思ったのが、日本の学校は本当に4年間遊ぶためにあるということです。
僕はInformation Sytemsという専攻でアメリカの大学を卒業しましたが、かなり実践的な授業が多かったです。もちろんコーディングは死ぬほどしましたし、大変でしたが、マイクロソフトに就職してからだいぶ役に立ちました。
逆に日本の大学で同じような情報システム専攻をしている学生に会ったときに、ちゃんと日ごろからコーディングしてる人なんてほぼほぼいませんでした。
やっていても、日本の大学のカリキュラムでやっているというよりは、趣味で勝手にコーディングしてるんだみたいな人でした。
僕はこういう観点から見ても、なぜみんな日本の大学に行くんだろう?って真剣に思っています。正規留学すれば英語も身に付いて、専門スキルも身に付く。良いところしかない。
3.異文化理解力が高まる
見落とされがちですが、僕的には異文化理解が留学の一番の良さだと思っています。
先ほど述べた英語力も専門スキルも正直言ってしまえば、日本で身につけられなくもないです。(自分自身かなりのコミットが必要ですが)
今流行のMetaとかVRとかでも難しいと思います。
現地の気候、現地特有の習慣、現地の人がどのような生活をしていて、どのような文化が根付いているのか、実はこれが日本での当たり前を破壊して、イノベーションを生むきっかけになると思っています。ここはかなり言語化するのが難しいんですが、ビジネスアイデアやイノベーションなどはこういう「違い」から生まれます。
そして、異文化理解をもっと深めたければ、これもやはり1年間では表面上しか見えてきません。
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